2015年05月30日

雨の葉桜

前回号インフォメーションでご紹介した、長崎市在住の写真家、小林勝さんの写真展を見るため、同市のKTNギャラリーに行ってきました。小林さんは、2008年、写真集「長崎フォトランダム 長崎ば撮ってさらき半世紀」で林忠彦賞を受賞、その後、瀬戸内地域へ40回以上にわたり撮影に行かれ、同展は、その集大成に近い近作展でした。

人間魚雷「回天」の事実を写真機でとらえ、戦争の残照を浮かび上がらせるだけでなく、「花も、ふたりも」「緑」など、会場内の構成は、色が冴えわたる空間。

今日の天候のような「雨の葉桜」。同作は、葉桜が織りなす「トンネル」を潜り抜ける、赤い車を活写した作品でした。同展は6月2日までです。

色と言えば、最新号12ページには、色彩心理研究家の末永蒼生氏のエッセーも掲載されています。末永氏の近著「心の病気にならない色彩セラピー」(医学監修、恒川洋氏、PHP研究所刊)や福岡で開かれる末永氏の講座についてもお知らせしております。お問い合わせは株式会社ハート&カラーさん03-5474-7810へお願いいたします。
posted by COCOLO編集室 at 13:41 | Comment(0) | COCOLO編集室のPOTの中身は?
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